関電工は”やばい”って本当?”ブラック?評判や離職率を紹介

 関電工は、総合設備企業として電気設備工事を中心に、空調・給排水・防災設備など幅広い設備工事を手掛けています。主にオフィスビルや工場、商業施設、公共施設など多様な建築物における設備の設計・施工・保守を行い、快適かつ安全な環境づくりを支援しています。また、省エネや再生可能エネルギー関連の事業にも注力し、時代のニーズに合わせた高い技術力と提案力を強みに、社会インフラの発展に貢献するサブコン(サブコントラクター)です。

 そんな関電工ですが、ネット上での口コミでは『やばい』『きつい』『ブラック』などの評判が書かれていることもあります。

 本記事では、関電工の評判や離職率、年収、さらにはキャリアアップの観点からもその実態に迫ります。就職・転職を考えている方や建設業界に興味がある方はぜひ参考にしてみてください!

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目次

関電工とは?

関電工は、電気設備工事を中心とした総合設備企業で、電気・空調・給排水・防災などの幅広い設備工事を手掛けています。オフィスビル、工場、商業施設、公共施設、病院など多岐にわたる建築物に対し、設計から施工、メンテナンスまで一貫したサービスを提供しており、特に電気設備工事の分野では高い技術力と豊富な経験を持ち、省エネや再生可能エネルギーに関連する事業にも注力しています。売上高は毎年安定しており、2024年度の連結売上高は約5,900億円を記録しています。

施工実績としては、東京スカイツリー、六本木ヒルズ、羽田空港第2ターミナルなど、日本国内を代表する大型プロジェクトを数多く担当。これらの大規模施設における電気設備の設計・施工において高い評価を得ており、その豊富な経験から生まれる技術とノウハウを活かして、多様なニーズに応える提案力を持つサブコン(サブコントラクター)です。

売上高経常利益従業員数平均年収平均年齢平均残業時間離職率
5984億円426億円10,442名807万円42.1歳30.1時間3.7%
(参照:2024年度有価証券報告書公式HP、関電工HP就職四季報

やばい・きつい・やめとけといわれる理由

残業時間とライフワークバランスの兼ね合い

ライフワークバランスの調整はやや難しく、繁忙期や大きなプロジェクトが重なると残業時間が3桁に満たない程度までに至る月もあり、プライベートとの兼ね合いにやや支障を及ぼす月もあります。休日出勤が発生した場合の代休と取得する環境としてはこれまで厳しい状況が続いていましたが、近年では社員同士での調整などで改善傾向が見られ始めているようです。

  (参照:enゲージ転職)

きつすぎてすぐに辞めてしまうと噂されている

 関電工は「きつすぎてすぐに辞めてしまう」と噂されることもありますが、実際の残業時間や離職率はどうなのでしょうか。ここでは、関電工の残業時間の実態や、離職率についての情報をもとに、その噂が本当なのかを詳しく解説します。

関電工の残業時間は多い?

 残業時間については、就職四季報によると、2023年度の平均残業時間は30.1時間です。関電工では働き方改革の取り組みが行われており、残業時間の削減に努めてきた結果、サブコンと比べて残業時間が抑えられているという実績があります。特に施工管理職などプロジェクトベースの業務は繁忙期によって変動はあるものの、全社的に残業削減の方針が取られています。

 厚生労働省「毎月勤労統計調査」によれば、日本国内の企業の平均的な残業時間は月平均20時間前後で推移しているため、全体と比較すれば高いですが、年収水準を考えると妥当な水準であることがわかります。

関電工の離職率は高い?

 関電工の離職率は、年度ごとに3.7%程度で推移しております 。一方で、日本国内の企業の平均的な離職率は高めであり、厚生労働省の「雇用動向調査」によると、近年では年間約15%前後で推移しています。このことから、関電工の離職率は業界内でも非常に低く、安定した職場環境であることがわかります。

関電工の良い評判を解説

 ここまでで、関電工の厳しい面や「やばい」と言われる理由について紹介してきましたが、一方でサブコンとしての強みや良い評判も多く存在します。そこで、次は関電工で働くメリットや、キャリア面で語られるポジティブな面について解説していきます。高年収やキャリアアップの可能性など、魅力的な点を詳しく見ていきましょう。

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建設JOBsが選ばれる 3つの理由

建設JOBsの主な実績

・顧客満足度96%(※Google口コミ)  
・マイナビ【Best Maching Of The Year 2023】受賞  
・リクナビ【GOOD AGENT AWARⅮ 2022】受賞

転職時の推定年収がわかる

年収が高い

 関電工の魅力の一つとして、年収の高さが挙げられます。サブコンとしてのポジションを持つ同社では、平均年収が高く、福利厚生も充実しています。特に30代から40代にかけては、年収800万円を超える社員も多く、実績や経験を積むことでさらに高い給与を目指すことが可能です。また、現場手当や資格手当などが充実しているため、専門資格を取得することで給与アップにつながる点もメリットです。業界全体の給与水準と比べても高い傾向があり、経済的な安定を求める方にとっては非常に魅力的な環境と言えます。

関電工の年収の相場観はこちらの記事を参考にしてください。

サブコンで積める経験によるキャリアアップ

 関電工で働くことの大きな魅力の一つは、サブコンならではの経験を積むことで得られるキャリアアップの可能性です。サブコンのプロジェクトに携わることで、大規模な建設工事のマネジメントや、多くの下請け企業との連携、様々な工程を統括するスキルが身に付きます。こうした経験は、他の建設企業や関連業界でのキャリアにおいて大きな強みとなります。また、関電工のネームバリュー自体が転職時における評価を高め、次のステップでのキャリア選択を広げてくれる要因となるため、将来的なキャリア形成においても大きなメリットがあります。

大規模プロジェクトでやりがいのある仕事ができる

 関電工のもう一つの魅力は、やりがいのある大規模プロジェクトに携われる点です。国内外のランドマークやインフラ建設など、スケールの大きい工事を手掛けることができ、施工管理としてプロジェクト全体の流れを統括する経験を積むことができます。これらの大規模な案件に取り組むことで、自分の仕事が社会に大きな影響を与えるという達成感や誇りを感じることができ、専門スキルやマネジメント能力の向上にもつながります。そうしたやりがいと成長が得られるのは、関電工ならではの特徴です。

関電工の施工実績

  • エスコンフィールドHOKKAIDO
  • 東京スカイツリー
  • 国立競技場
  • 東京国際(羽田)空港
  • 東京タワーライトアップ

関電工の口コミをご紹介!

 ここでは、実際に関電工で働く社員の口コミをご紹介します。業務の実態や社内の雰囲気、待遇など、さまざまな視点からの意見が寄せられているので、リアルな関電工の評判を知る手がかりとしてぜひ参考にしてください。

25歳 / 電気工事施工管理

「入社後3年目になります。関電工では現場作業がメインのため、忙しい日々が続きますが、残業代は全額支給されます。また、月の残業時間は30〜50時間程度で、過剰な残業はほとんどありません。休日も計画的に取れるため、プライベートの時間もしっかり確保できます。福利厚生も充実しており、寮の手配や通勤手当などサポートが手厚いので安心して働けます。大手企業らしく安定した職場環境です。」

36歳 / 電気工事施工管理

「女性の施工管理者は少ないですが、関電工では男女関係なく評価されるため、やりがいがあります。特にチームでの作業が多いため、コミュニケーションを大切にしながら働けます。残業は現場によって変動しますが、上司が勤務時間を気にかけてくれるため、適切に労働時間が管理されています。また、育児休暇などの制度も整っているので、家庭と仕事を両立しやすい環境です。」

47歳 / 電気工事施工管理

「長年関電工で働いていますが、仕事の規模が大きく、多くの経験が積めるのが魅力です。現場によって忙しい時期もありますが、残業代や各種手当がしっかり出るため、給与面での不満はありません。社内の雰囲気は風通しがよく、わからないことはすぐに相談できるので安心して働けます。会社全体として働き方改革が進んでおり、ワークライフバランスも保ちやすいです。」

関電工への転職難易度は?

 関電工への転職は、やりがいや大規模プロジェクトでの経験が得られる魅力から、多くの転職希望者にとって人気が高いものの、その分転職難易度は高いと言えます。サブコンならではの高年収や福利厚生の充実が注目され、採用においても厳選された人材が求められます。特に、現場経験やマネジメントスキルを持つ即戦力の方が優遇される傾向にあり、建設業界での経験がないと転職成功へのハードルは高くなります。ただし、キャリアアップを目指す方や建設業界での経験を持つ方にとっては、挑戦する価値のある企業です。

まとめ

 今回は、サブコンである関電工の評判と実態に関して解説しました。

関電工は国内有数のサブコンであり、スケールの大きなプロジェクトや高年収など魅力的な要素が多くあります。一方で、激務やパワハラなどの厳しい面が口コミで指摘されてきましたが、これらの問題については改善活動に取り組んでおり、数値的に改善されている面もあります。転職難易度は高いものの、業界での経験やスキルがあれば、キャリアアップを目指す方にとって非常に価値のある企業です。

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投稿者プロフィール

岩谷 啓佑
岩谷 啓佑
■経歴
大学卒業後、大手メーカーにて西日本および東南アジアの最年少営業部長を務めた後、
その後「人・企業・社会」がより良くなる『社会的意義の大きさ』に魅力を感じ、人材業界への転職を決意。
約10年間人材紹介ビジネスに関わる中で様々な領域の人材紹介事業の立ち上げに従事。
その後、自身で株式会社Structを創業。
日本のインフラを支える建設業界の採用課題に対して、ソリューションを提供しています。
個人としても今までに約3000名のキャリア支援に携わってきました。

■受賞歴
マイナビ転職【The Best Maching Of The Year 2021】
リクナビ転職【GOOD AGENT AWARD 2022】
マイナビ転職【The Best Maching Of The Year 2023】
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